光明 | tacacopress

遅くなりました。こんな時間まで起きてるの久しぶり〜。先ほど帰宅。ほぼ月一恒例の「らぽをる」から帰宅。なんと、ご時世柄自粛していた演奏後のちょいと一杯をを2年ぶりくらい？に開催。私、今月に入って初めての飲酒をいたしました。もうね、ほんとうにここの仲間、というか先輩たちというか、同志たちというか、メンバーの皆さまに毎回救われつつ、稚拙ながらも音楽家としての今の自分があるわけです。今日はピアノの加藤隆子さんにご協力いただいてバッハのガンバソナタからひと楽章を演奏させていただきました。そして、メンバーのみなさんの様々に刺激的な演奏に浸る、大切な時間に感謝です。夢や希望を語り合える場所って、かけがえないもの。

そして、その前。17時からはサントリーホール「こどもフェス」の大詰め、「ヘンゼルとグレーテル」！　ぴぃちゃん、ことメゾソプラノの池田香織女史が「お母さん」とのことでかねてより楽しみにしていた公演の本番です。ヘングレねぇ、難しいんですよ、超ムズイ。何がむずかしいって、プチ・ワーグナーなんです。厚く書かれていて、各パートがキモをしっかり弁えて演奏しないと歌い手さんに覆い被さってしまうので。他にも、キモとは、どこが話のスジとして大事でどこがオマケかというのをみんながわかってないと実現できないというところ。それにハーモニーの移ろいがなんとも繊細ゆえに素敵なのでキチンと把握しないと効果が半減してしまうし。pとかfとか、sfとか、書いてある以上に「空気を読ま」ないといけない。今日のマエストロ園田さんは、もうその辺のエキスパート。今までもオペラでご一緒した中で培われた互いの（と言っていいのかしら？）安心感が半端なくあるので、今回も全幅の信頼のもと、演奏させていただきました。演出もいろんな工夫がなされて、改めて舞台芸術の可能性に心躍らせられたよ。