映画「パーフェクト・デイズ」を観てきた。ヴィム・ヴェンダース監督の作品は、心のひだひだにじわじわとたっぷり時間をかけて染み込んでくるような特有の「重さ」があって、好きというのとはちょっと違って、でもなんだか気になるのだ。生半可な状態で観れないというか。でもこの作品はそんなに構えなくても大丈夫だった。役所広司演ずる独り者の東京・渋谷のトイレ清掃員の日常が淡々と描かれる前半、ほとんど台詞もなく(まるでドキュメンタリーのよう)「演じない」演技が素晴らしくて。渋谷区とのコラボで実際に造られ使われている17のトイレのうちのいくつかが重要な舞台となる。ネタバレしそうなのでこの辺でやめるが、何年かしたら、静かな心でまた観てみたいと思った。大切な映画の一つになりそう。いや、ネタバレも何も、何も起こらないけど。淡々と、同じ毎日。でも、一瞬も同じ時はなくて。幸せって、とか、そういう話でもない。生きるってこういうこと。

役者さんが素晴らしい。役所広司はもちろん、三浦友和。葛城事件、アウトレイジでもいいよねぇ。。いいもの観ました。

ジムへ直行。ネギを買って帰り、ネギのキムチを仕込みました。。。うーん、イマイチかな。。発酵に期待。

そういえばちらっと雪が。寒さひとしおですね。。被災地を思いつつ。。。

おやすみなさい。よい夢を。。。

tacaco

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