東京フィル、今週末、こちらのコンサートのリハでした https://kurara-hall.jp/event/東京フィルハーモニー交響楽団-特別公演/ 服部百音さん、SNSにて体調を崩しておられたとの投稿を拝見したばかりで案じていましたが、無事ご回復で安堵。変わらぬ情熱的な演奏でワックスマンのカルメンファンタジー、そして曽祖父様、御祖父様、お父様の三代に亘る作品を。マエストロは角田さん、今回も充実の演奏会になりそうです。楽しみ!

そのリハの休憩中にスマホを開けたら、見たくない訃報が目に飛び込んできました。

飯守泰次郎マエストロの訃報でした。二期会、新国立劇場でワーグナーの幾つかや、バルトークの青髭公、もちろんコンサートでもブラームスのシンフォニー全曲など、光栄にも先生のタクトのもとで何回か演奏できました。本当はまだまだもっともっと、特にワーグナー、私たちを振っていただきたかった。バイロイトでの長いキャリアを土台に、ワーグナー作品に取り組むにあたっては必須であるドイツ語とその文化にどっぷり浸られたマエストロのリハーサルは毎回が特別でした。その音楽の「本質」を掴んだ説得力ある言葉とタクト、気品ある佇まい、そしてふとみんなが想像もしないようなユーモアを時に挟み込むチャーミングなお人柄。大好きなマエストロでした。日本の宝だ。辛いなぁ。。。。。

どうぞ安らかに。。。

おやすみなさい。