「女は女らしく針仕事でもしてろ!」「天下が取れなくても愛を勝ち取れるわ!」というどっちもどっちwな姉弟喧嘩に挟まれたヒーロー・シーザーの勝利というハッピーエンド。新国立劇場「ジュリオ・チェーザレ」のゲネプロが終了。壮大な歴史の一場面に描かれたこの人間臭いドラマ、演出がたいへん面白かった!と、本日ゲネプロを鑑賞いただいた友、たまちゃまより。初演当時、どんな思いで、どんな感じで聴く人はこのオペラに出会ったのだろうかねぇ。想いを馳せる。アリアの一つ一つはほどんどがある決まったセリフを繰り返す、いわば単純なもの。とはいえ、どれも本質をついていて、弾く合間に字幕を見るだけでもハッとさせられる。歌い手さんたちに(演奏者にも)とてつもなく高い技巧と演技が求められる贅沢な、そして豊かな時間。世知辛い現代に、当時の芳醇な空気を。明後日の初日に向けて、今から気が引き締まる。

さて9月も終わり。今年の3/4が終わった。

今年は濃かったなぁ。春先からの数ヶ月が何年ぶんもあった気がする。ある意味充実。感謝です。

そして来たる10月は勝負の月!まぁ、いつも勝負!って感じではあるんだけどw一段とそんな感じ。常々詰めが甘気味の自分に喝を入れてがんばるよ。

よく寝て明日も元気にまいりましょう。

おやすみなさい。よい夢を。

tacaco

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