嵐を呼ぶ人たちの日だ。予定通りの台風。目覚めたらまだ穏やか。が、みるみるうちにドッと降り出し、なんだかちょっと痛快w 夕方までに止んでくれればいいのよ、と勝手な余裕で見守る。

台風!と身構えた割には肩透かしな降りの中、TBSK管弦楽団の第13回定期演奏会へ。https://tbsk-orch.com/concert.html ティアラこうとうへはだいぶ久しぶり。お盆、そしてこんな天候にも関わらず盛況だ。タンホイザーの終盤では鳥肌がたったよ。ばら騎士もゴージャスなハーモニーをみんなが存分に楽しみながら弾いているのがわかり、ちょっと泣いた。でも圧巻はこの後。実はブラシェン、指導するにあたって勉強したのだが(弾いたことないので)どうにも馴染めず、通りいっぺんのことしか言えなかったな。。と反省していたのだが、今日の演奏を聴いてその素晴らしさがよくわかった。おとっつぁんのプログラムノートにある通り、埋もれがちな声部が効果的に浮かび上がり「シェーンベルグのブラームスに対するリスペクト」つまりこの編曲の意味もよくわかった。立体感がすごいね。そしてみんなめちゃめちゃ楽しそうだったね。で、ダメ押しみたいにもっとスゴかったのがアンコールのマイスタージンガー。手の内に入ってる感w 恐れ入りました! 音楽に対する、仲間に対する愛と信頼がなければ出せない音。尊い。感謝です。

昨日の「トットちゃん」や、今日のテバサキ(TBSK)、オケに入った頃やアマオケで音楽漬けだった頃の、忘れかけていた気持ちが図らずも続けざまに甦る。音楽を「仕事」と思ってやることへの違和感がいまだに抜けない。お給料は貰ってるけど、私にとって音楽は「お仕事」じゃない。

明日もよい一日にするよ!

おやすみなさい。よい夢を。

tacaco

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