ご近所の、母のような人が怪我。一人で何もかもこなす生活がやや難しくなり、行政の支援をお願いすることに。今日はそのための最初の調査のようなものがあり、地区の担当の方が見えるというので、朝から伺い同席。本当の母の時もそういえばこんな段取りだったなぁ、などと思い出しつつ。自ら支援を受けようという気になってくれたのは良かったけれど、何より少しでも早く回復してもらいたい。痛みは辛い。。。

一通り役目を終え、一旦帰宅して午後の公演へ向かおうと急ぎながらの帰宅途中、スマホに驚きのニュースが。私の目にした第一報は「安倍元首相、倒れる。銃声も」「意識不明、1名」のような感じで、安倍さんが撃たれたんだか、それとも周りにいた誰かが撃たれて意識不明になったんだかよくわからず、帰宅して新国立劇場「蝶々夫人」初日に向かう準備をしながら、滅多につけないテレビをつけつつ、ネットの情報もチェック。どうやらご本人が撃たれた模様。。。そして公演を終えまた情報に触れつつ食事をしているところに訃報。

政治家として毀誉褒貶、賛否両論あろうが、このような結末はあってはならないことだ。森友、加計、桜を見る会など疑惑のままうやむやになっていることは多いし、政治信条も私は相容れないところがほとんどだが、それでも暴力に訴えるというこのやり方には強い怒りを覚えるし、あってはならないことだ。何も解決しない。何も生まれない。さらに気になるのは、一部のインフルエンサーともいえる人たちが、今回のことは「安倍氏を批判した人々のせいだ」という意の発言をしていること。選ばれて、公僕として働く政治家はその行いに対して批判されることがあるのは当然のことだし、それをまるで単なる悪口のように捉え、正しく「批判する」ことをも封じるかのような、いいオトナのこういった発言の幼稚さに大きな危惧を抱く。また、亡くなった途端、「偉業、功績」の面ばかりが語られることにも違和感。選挙前だし。

犯行の動機・背景、「本当のこと」は私たちには永遠にわからないことかもしれないけれど、今は冷静に起きていることを見つめて判断していきたい。ご冥福を祈りつつ。

はぁ。

おやすみなさい。よく寝ましょう。

tacaco

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