小樽へ行った。

 行くと決めていた日の少し前から北海道の感染者数が急に増え始め、一瞬躊躇したが、行った。

 初「開運旅」である。九紫火星の今時期の吉方位、なるたけ遠い距離のドンピシャに小樽があった。演奏旅行の際に何度か訪れたが、いつも宿泊は札幌で、限られた時間歩き回ったことしかなかったので、今回初めて泊まれるのが楽しみだった。

必死の早起きで羽田に向かい、新千歳空港から快速エアポートで約2時間。小樽に着く少し前、銭函あたり、車窓からしばし続く海岸線を眺め、あらためて北海道の広さと、海の向こうの異国の近さを想う。改札を抜けて駅の正面出口を出てすぐ左手にある三角市場にて朝食。小樽では「食べなくてはならないもの」が多いので、朝から飛ばさないよう豪華なサーモン、うに、いくらてんこ盛りの海鮮丼は避けて、鮭定食。

開運旅のミッションは「美味堪能」「神社詣」と「温泉」とのことなので、早速次はこれも駅近の龍宮神社へお参り。辰年生まれとしては完璧な流れ。

 次は温泉。歩いて約30分の天然温泉湯の花手宮殿を目指す。寒い。風が冷たい!革ジャンにジーンズ、と完全に間違った装備だったのだが仕方がない、目的地ではアホほど温まれることだけを心の支えに歩き続けた。有名な運河の、賑やかなあたりからはだいぶ外れた少し裏寂しい運河と小樽港を眺めつつ、温泉に到着!サウナ、露天、岩盤浴、マッサージ、と一通り満喫。http://www.yunohana.org/temiya/

さすがにせっかく温まったので、帰りは無料送迎バスを利用し駅前へ戻る。それまではどんより曇り空だったが日差しが。そしてまるで龍神さまのお出まし!

 駅前のホテルにチェックイン。しばし部屋で休憩していると、ぱらぱらと窓に何かが当たる音、、、、、。晴れやかな夕陽から一転、なんと小粒の雹が!!やがてそれが雨に変わり日も暮れかかり、小雨になったところを見計らって、若鶏時代なるとhttp://otaru-naruto.jp/へ。ここは私にとって小樽で定番のお店。皮はパリパリ、中は超ジューシーな半身揚げと缶詰のさくらんぼのちょこんとのったボリュームたっぷりなサラダをいただき、散歩がてら小雨の中、商店街などを見物。開運旅の掟?には、早寝早起きというものがあるので、早々に宿に戻り温泉へ入り、22時頃には就寝。

 翌日は昼過ぎの便で帰路、というちょっとした駆け足の旅でした。開運したはず。

 小樽最高。また来る日までさようなら♡

tacaco

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