森本恭正さんの著書「日本のクラシック音楽は歪んでいる」に続いて、二冊目「西洋音楽論 クラシックに狂気を聴け」を読んでいる。まだ途中。常々、常々疑問に感じているアップビートについての諸々がここでも論じられているが、うおおおおお、そうだよね、ということの連続。クラシックだってアップビートなのよ。どこでどう誤解が生まれたからなのか、最近特に拍の取り方に齟齬を感じることが多い。「そうなってきている」と感じるということは昔はそんなに不具合を感じなかったので、世の中(日本のクラシック)がダウンビート主導になってきちゃってるのではないか。そういうふうに教わった人が圧倒的に増えているように感じてる(自社比、っていうか私のある一定の周りで)。
そこから一歩も二歩も踏み込んで、なぜ今の日本のクラシック音楽は面白くないのか(言っちゃったよ)ということについても考察がなされている。これは読んでいただくしかない。ここには書けないよ、怖くてw 演奏者にはなかなか厳しいことが書かれています。クラシックに限らず、音楽に興味のあるニッポンジンにはぜひご一読いただきたい。まだ途中なので、読み終わったらきちんと感想をまとめたいと思ってる。
色気のある演奏とはなにか、とかね、よく考えます。そもそも色気とは?
考えてたら気圧のせいかアタマが痛くなってきたので、今日はここまで。
おやすみなさい。よい夢を〜