阪田知樹さんのラフマニノフコンチェルト全曲演奏会、大盛況大興奮のうちに終演。

ものすごい集中力と精神力だった。手慣れた2番、パガニーニはもちろん、聴かせるのが難しいだろう4番も、作品1である1番も、それぞれにその時々のラフマニノフの頭の中にあっただろう音楽が甦ったかに感じた。トリの3番は一段と強く阪田さんの想いが聴こえた。それにしても全ての音の美しさよ。。。隅々まで磨かれ氣の行き届いた音。。。3番1楽章再現部など鳥肌。

すべてラフマニノフだから当たり前なんだけど、どの曲もラフマニノフ味が濃くて、好き。例えばベートーヴェンなら作曲年代によって全然違って、その進化というか変わりっぷりも魅力なんだけど、そういうのとはチガウ、もう最初から最後まで色濃く「ラフマニノフ」w。とはいっても渡米後に書かれた4番は少し趣が異なるような。時代を反映。ところで阪田さんはものすごいCDコレクターとのことできっとラフマニノフは作曲家本人の演奏を含め歌曲なども膨大な数をお聴きになったのでしょう。ラフマ沼にハマった超人でなくてはできぬ偉業の現場に存在できたこと、幸せです。

小声)でも実は私、やらかしました。派手に一箇所、飛び出しました。阪田さんごめんなさい。エンジニアさん、アソコんとこなんとかよろしくお願いします。。。。。集中力が一瞬、切れました。深く反省しています。。。

この音楽の豊な糧を心に、まだまだがんばるのだ。

がんばるためにまずはよく寝るのだ。

おやすみなさい。よい夢を!

tacaco

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