5時起床。クルマで約15分、ご来光を迎えに国見ヶ丘へ。陸の桟橋とでもいうような張り出した地形の国見ヶ丘、突端でおひさまと対面。四方山々の稜線、みるみる高くなるおひさまと、見下ろせば微かに棚田の上に広がる薄〜い雲海?霧?の眺めを存分に楽しんだのち、昨日訪れた高千穂峡へ再び。朝の高千穂峡はどんなかな、と。今日は違う方向からアプローチし、人もほとんどおらずボートもない真名井の滝を眺めたり。その後宿に戻り、朝風呂、朝ごはん。昨夜と同じ、落ち着いたテーブルで目にも美しい和食。〆の卵かけご飯は黄身だけでいただいたのだけれど、濃厚美味。

そしていよいよ私的にこの旅の目的の一つである「天岩戸」へ。https://amanoiwato-jinja.jp/ 弟の狼藉に腹を立てた天照大神が天岩戸に立てこもり、そのため世界は真っ暗、人々の困窮を何とかせねばと神々が天安河原に集い、「宴会やって盛り上がって誘い出そうぜ」と、アメノウズメノミコトの舞で大騒ぎしたところ、油断して「なにしてるん?」と少し開けかけた戸をアメノタヂカラオノミコトが引き剥がして長野の戸隠までぶん投げて、洞から引き摺り出された天照大神が2度と隠れないように、しめ縄で結界を作って開かないようにした、という「天岩戸」をみてきた。神職さんによるガイドツアーに参加し、西本宮の本殿裏にあたる位置から川を挟んで東本宮側の絶壁の途中にある、川向こうの「天岩戸」、お参りした。本殿裏のその場所、天岩戸遥拝所に入る前には簡易的なものなのだろうけれどみんなお祓いをしてもらい、そこでは撮影禁止。遠く下から聞こえる岩戸川のせせらぎも相まって神秘的な空間、時間。。長い歳月の浸食により、洞穴は浅くなってしまったとのこと。ガイドツアーはそこまでで、たまちゃまと私はさらに奥に歩を進め、八百万の神が対策を合議した天安河原へ。その大洞窟までは西本宮から徒歩約10分、アップダウンの激しい、川沿いの歩道を楽しみながら。鳥居の立つ大洞窟、お参りし、ひんやりした空気を味わって元きた道を戻り、カフェで小休憩。東本宮もしっかり参詣し、満足感いっぱいで天岩戸を後にしたのでした。

続いて「くしふる神社」「荒立(あらだて)神社」を続けて参拝。で、小腹が空いたのでお蕎麦を。

そしてここからが結果的に本日のメインイヴェントとなった「あまてらす鉄道」https://amaterasu-railway.jp/グランドスーパーカートへの乗車!二つの大きなトロッコをつなげたようなモノに乗って、105mの高さの鉄橋を渡るのだ。待ち時間には「線路の上、自由に歩いていいですよー。車庫へもご自由にどーぞー」とのご案内に、車庫に停められた列車の下に潜ったりもしてみたのだが、なにしろ鉄分のほとんどない私としては何が面白いのかまったくわからない状態。。。だが、トロッコに乗り込んで動き出したら、かてぃんさん似の運転士さんの説明や、トンネル内のミラーボールやシャボン玉のアトラクション(写真参照)、そして超高所である鉄橋の上でしばし停車するという煽りっぷりをめちゃめちゃ楽しんだのだった。超楽しかった!さすがたまちゃまの企画、最高!感謝です。

で、このあとは夕刻に高千穂神社をお参りし、本日のミッション?をコンプリート。宿に戻り、コーヒーで一息ついた後は、豪華絢爛高千穂牛すき焼きメインの晩ごはんをいただいた後、部屋のみしつつの、たまちゃまのサッカー鑑賞ありの、雑談ありの、諸々で今。

素晴らしいてんこ盛り、充実の一日でした。

おやすみなさい。よい夢を。。。