とある収録本番を終えて帰宅。

朝はドイツ語。持ち回り?のVortrag(短いスピーチ)当番を無事(かどうかはともかく)終えて、一安心。テーマは「サウナと岩盤浴」、出る汗の違いや効果効能などを。そのあとの授業ではハインリヒ・ベルの「労働倫理の低下についての逸話」について。このタイトルは実は作者一流の皮肉で。先生によれば日本人はあまり皮肉を言わないし、皮肉も効かない、などという話にも逸れつつ。。。w

ビジネスに成功したパリッとめかし込んだドイツ人が休暇旅行で優雅に外国の田舎の港町で最新のカメラを手にパシャパシャ写真を撮っている。地元のみすぼらしい漁師がその海辺でうつらうつら居眠りしながらくつろいでるところも「絵になるなぁ」と撮りまくる。邪魔くさく思いつつも漁師は旅人と話し始める。旅人は、港を見回して、「もっと船を増やして捕獲量を増やし、工場を作って加工して、それがこの辺の開発に繋がりでもしたらもっと大儲けできるのに!(なんだってこんなところでゴロゴロしてるんだ?)」と。すると漁師が「なんのためにそんなことするんだい?」。ドイツ人は「そうしたらほら!(俺みたいに)余生を優雅に旅行したり、生活のことなど気にせず浜辺でのんびり過ごすことができるじゃないか!」。と、漁師「もうこの通り、できてるよ?」

ざっくりこういうお話。なんのために働くのか、生きるとは?、今を生きるということの意味、などいろんなテーマが詰まったこのお話をもとに考えたり。この作品は1963年のドイツで書かれたもの。日本に少々先んじつつ、戦後の復興全盛、イケイケのその時代に、すでに消費拡大、資本主義の爆走に警鐘を鳴らすこんな作品が。そして、これが現代でも色褪せずに同じく響くという普遍性。深いテーマ。

昨日 buddy と話したことにもつながる。やりたいことは今やらなくちゃ。稼いでから、時間ができてから、ではできないこともある。

ていう、わりと盛り沢山な一日。収録も手応え大きいプログラムだったしね。がんばりました。寝ます。

おやすみなさい。よい夢を。暖かく。。。。