敵意の海。無視が続く。狭い人間関係の中でこのように一人を追い詰めてヘラヘラとしていられる人たちはいったい今までどのように育ち、どのような人間関係を築いてきたのだろう。その同じような人たちの中でしか通用しない理屈で都合の悪いことに蓋をし続け、見ないふりを続ける。見せかけの団結、共感。裏へ回れば不信、陰口。そうすることで組織自体が内側からスッカスカの脆弱なものになりつつあることなど、わからないのだろう。いや、わかってもそんなことはどうでもいいのだ。自分の地位が守れれば、居場所があれば、承認欲求が満たせれば。邪魔なものは多少乱暴な手段、オカシナな理屈を使ってでも排除する。自分さえ良ければいい。哀れな人たちだ。異なる考えにもリスペクトを持ち、話し合い、もっと高みに大きなものを創ろうとすることのない人たち。「豊かさ」からほど遠い。どんなに高価なものを纏ったとしてもそういう輩はどこか貧乏臭い。
離れるに限る。精神を病んでまで付き合う価値などない。自分を守るよ。
新国立劇場「くるみ割り人形」のリハが始まった。マエストロ・バクランの音楽創りに心洗われる。音楽に没入する尊さ。ディテイルについての宝石のようなたくさんのサジェスチョン。宝物だ。
朝は早朝ドイツ語、なんと先生がお茶とシュトーレンをご用意くださり。リースの程よい香も楽しみつつ、Loriotのコメディ?Weihnachten bei Hoppenstedtsを観る。ドイツ人はこれを苦笑しつつ「ドイツ人あるあるだよね〜」と見るのだそうだ。今年最後の授業。怪我をした仲間も順調な快復で全員出席、嬉しい。
いろいろあるけど、それでも私には明日がある。たからものを探すよ。守るよ。
おやすみなさい。よい夢を。