忘れずに、PCR検査キット投函完了の朝。ついでにお散歩のつもりでいたのだけど雨がパラついてきたので断念。

午後は新国立劇場ドン・ジョヴァンニ千穐楽。名残惜しくも終わってしまいました。マエストロ・オルミ、またご一緒できるチャンスがあるでしょうか。。。。やはりDalla sua paceにはやられてしまう。続く次の曲が放蕩者の酒飲むぞ!って曲なのも対比の妙。オペラ全体を通してフォルテとピアノの差を極端にスパン!と変えるのが多くて、ほんと、アスリート的身体能力必要、反射神経鍛えられる。それがまた楽しい。モーツァルトの醍醐味だわ。客席、学生さんが結構いるなぁと思ってたら、鑑賞教室でなんと石オケのホープ、Aちゃんから「聞いてました!」とLINE。あの時間を共有できて嬉しいわぁ。

夜はカウンターテナーの村松稔之さんのリサイタルへ。ジュリオ・チェーザレで愛らしい?演技とキレッキレの素敵な歌唱、また先月は三枝先生企画の4大テノールでも東京フィルでご一緒させていただき、すっかり魅了されて、だ。もう一つ大きなワケが。ピアノは前半のポピュラーなものをジャズピアニストの高田ひろ子さん、後半のクラシックを江上菜々子さん、とお二方とも存じ上げてる方々だったこと。おんなじピアノなのに全く異なるお二人それぞれのテクスチャ、響き、透明感を楽しませていただきました。チケット一枚で二度美味しい、という贅沢。もちろん村松さんのお人柄溢れるステージをも存分に堪能。音楽に対する想い、生きることと音楽することを問い続けるご自身の思いなど、厚みのあるお話も交えての、幅広いジャンルに亘る歌唱。「死んだ男の残したものは」に涙。團伊玖磨さんの5つの断章に始まり、ヘンデル、ロッシーニに至る後半は一段と水を得た魚のよう。フラワーアーティスト・栗木健吾氏による創作に彩られた舞台も華やか。ゴージャスな夕べでした。来年も行けるといいなぁ。。。

終演後は急いで母のような人のところへ向かい、また晩ごはんをご馳走になる。

そして帰宅。よき一日、感謝です。

明日もがんばるよ。

おやすみなさい。暖かく、よい夢を。。。

tacaco

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