「ジュリオ・チェーザレ」が終わってしまった。再演あれば今度は客席で観てみたいとも思う。四時間半という、オペラとしてもどちらかというと長い部類だが、あっという間だった。アリアやデュエットの一つ一つがとにかく魅力的で、歌い手さんたちのキラキラした技巧が贅沢に散りばめられ、ちょい昔のグルメ番組じゃないけど「音の宝石箱や〜」な数週間だった。すべてのキャスト漏れなく魅力的で、言葉にできない。殊に森谷さんのクレオパトラには悶絶しながら弾いた。というか、ヴィオラのない曲がほとんどだったので堪能したw 美しい。歌も姿も。そしてマエストロの確固たる様式観に裏打ちされた生命力溢れるタクトから目が離せなかった。またご一緒できるチャンスがあるだろうか。。。。古楽に携われる数少ない機会、幸せでした。

明日からはちょっと個人的な課題が佳境を迎えるので、引き籠もって取り組む。

おやすみなさい。よい夢を

tacaco

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