愛の反対は憎しみじゃなくて無関心。憎んだり嫌ったりするのはまだ相手を認めてるから。そういう感情を抑え込んで無視したり、知らんふりしてると、憎んだり嫌ったりもしなくてある意味本人はそれで心地いいんだろうけど、本当に愛するってこともなくなるよ。それは緩やかな自死に近い。そんな目をした人を見るとただ気味が悪いよ。

と、ふと思った。

それはそれとして、

「鉄道員(ぽっぽや)」、終わりました。ここ(この映画ね)に出てくる人はみんないい人で、人生の喜びも悲しみも黙々と受け止めて生きているんだけれど、決定的に何かを諦めているようで、見ていて辛くなった。そのアンチテーゼとして早逝した娘の亡霊が、ひたすら明るく、希望の象徴のように現れるんだけど、それも結局乙松父さんを、ポッと最期の灯りを携えて迎えにきたかのようで、なんだかただやるせない。。。

うん、やるせない。

寝よう。

おやすみなさい。よい夢を。

tacaco

管理者

コメントを残す