偉い人の謝罪会見が話題になっている。もうアノような方々のお話を聞く忍耐力がここ数ヶ月で指数関数的に減少してきているため会見も見ていなかったのだが、いろんな記事を目にするにつけ思うことあり、まぁ、まず見てみよう、ということで今見ている。
「女は話が長いんだよ」「そんなこと言わんでもわかるだろ」「みんなそう思ってるだろ？でもまあ、揉めたら一生懸命やってる若いもんに悪いから謝罪撤回すりゃいいんだろ？オレがとりあえず言葉引っ込めれば丸く収まるんだろ？じゃあしょうがねえ、会見してやるよ」「辞めたほうがいいだぁ？勝手にそう思ってろよ」っていう。（超意訳）
思ってもいないことは口から出ませんからね。いまだにこういう性差別発言がツルッと出てしまうというのは、ガチで根っこからそう思ってんだから。奥さんや娘さん達に叱られたって、そりゃもう長年こうやって生きてきたこのお方のお考え、志向を変えることはできませんから、まともな社会ならこういう人を選ばないようにすればいいんですけれどね。日本、まだまだですね。
日本で女性が参政権を持ったのは75年前、戦後になってから。まだまだ発展途上。私たちの世代は当たり前に享受しているけれどわずか75年前は女性は政治に参加できなかったとは！世界の中でどのくらい遅れをとっているかを直視し、世界に向かってもっと開いて行く、出ていく、変わっていくことを真剣に考えないと、日本、やばくないですか？
やばいよ。