東京フィル、久しぶりにブラームスの交響曲第1番。そして魔弾の射手、メンコン1楽章という王道プログラム。明日明後日サントリーホールにてマチネのコンサート「はじめてのクラシック」https://saegusa-s.co.jp/concert/con220727.html のリハーサルだった。ブラームスのシンフォニー、あと何回弾くことができるかなぁなどと考えながら。何十年もオケで弾いているのに、まだ弾いたことのないシンフォニーもけっこうある。ベートーヴェンでも、1、2、4、8番などは数えるほどしかやっていない。モーツアルト、ハイドンなどは最近本当に機会が少ない。こういった古典の重要な作品にじっくり取り組む機会がこれまで少なかったことは少し残念。1回1回のチャンスを大切に味わいたい。今日などは「敵意」の濃度もやや薄い状態で、充分ではなくとも多少配慮いただけることもあるのはありがたい。だいぶ泳ぎ慣れた「敵意の海」。
コバケン先生のムダのない集中したリハが早く終わったので、かねてよりお知らせいただいていたコンサートへ駆けつける。https://www.toho-music.ac.jp/college/concert/concert/202207250102.html
東京フィルでもエキストラでお世話になっているヴァイオリンの本橋はる子さん、大活躍中のチェロ・懸田貴嗣さん、以前とあるオペラでご一緒し大変お世話になったヴィオラの中村紀代子さん、とご縁ある御三方の熱演による素晴らしいベートーヴェンのトリオに始まり、モーツアルトのコンチェルトづくしの豪華な宴、とてもとても楽しませていただいだ。3番のコンチェルトでは見事なソロも務められたはる子さん、はる子さんの端正な音楽づくりにはいつも憧れる。
帰宅し、今後の譜読みを少々、で、今。 よき一日に感謝です。
明日のブラームスに備えて、今日は早めに休もう。。。
おやすみなさい。よい夢を。