一昨日から新国立劇場「ペレアスとメリザンド」のリハが始まっている。昨年のカルメン以来久々の芸術監督・マエストロ大野の指揮は今回も素晴らしく。隅々まで、すべて神経の行き渡った音楽。途切れない緊張感。どこまでついていけるか、毎回試されているような気さえする。とは言っても、おかしな「圧」のようなものは全く無く、棒についていけば自然とその音楽が立ち上がる心地よい時間。明日はいよいよSitzprobe、歌い手さん達との合わせ。フランス語の響きと相まって、オケの響きもますます色彩感を増していくだろう。楽しみ。
リハが終わって、雨も止んだので、お買い物がてら隣町まで。出かけは明るかったけど、帰りはすっかり夜空。食材を買い込んでなんだか幸せ。また茄子を買った。また煮浸す。
想ったこと、考え、主張。それを「伝わるように」カタチにすること。
これをやっていくよ。どんなカタチでも。
ちょっとだけ先々の仕込みをして。早く寝よう。
おやすみなさい。よい夢を。