痛飲が祟り、まったりな一日。
昨日のライブを反芻。朗読に音楽をつける、という慣れない試みに不安が大きかった。台本の、こことここにこんな音楽が欲しい、と坂西良太さんからご提案をいただき取り組んだのだが、五月の「うた時計」とは違って江戸の夜、「飲み屋」と「長屋の一間」をどう表現したものか、、。悩んだ。そして問題は主人公・市蔵のテーマだ。娘の病ゆえに心ならずも押し込みを働きに行く男の心情、最初に浮かんだメロディは自分でも泣きの入りすぎた臭いもので「どうかなぁ」と思いつつの合わせ、案の定しっくりこなくて試行錯誤の数ヶ月、結局定まったのは前日のゲネプロという有様だった。坂西さん、坂口さんお二人の、初回リハからビシッと決まるプロの仕事に対して申し訳なく思いつつも、ゆっくりと辛抱強く温かい目でお見守りくださったことに感謝しかない。得難い経験をさせていただいております。坂西さんとはなんとありがたくも今後の企画(なにぬねの)が絶賛進行中、光栄です。。。。いろいろ楽しませていただき、がんばります!
それにリハや本番前には(さすが関西人!の)坂口さんの軽妙な、尽きないお話に笑いっぱなし。歌あり、ツイストあり、和ませていただき、楽しかった。
Black Sunの氏家さん、そしてゆうこさん、かずなりさん、細やかにお気遣いくださりありがとうございました。そして何よりおはこびくださったお客様に重ねて感謝申し上げます。
終わって、一抹の寂しさ。そして明日に向けて、元気出してまいりましょう。
おやすみなさい。よい夢を。。。。




im Alltag 299 https://youtu.be/PSP5iBPGK8U