2024年もあと数時間。

いろいろなことがありすぎる一年だった。これほど打撃の大きい年は今までにない。。忘れることはないだろうなぁ、そしてもうあってほしくない。。。友を、敬愛する先輩方を病いに失った。ご家族にはもちろん及ぶべくもないが未だ癒えない喪失、一日とて思わない日がない。。。

さらには予想もできない展開で、生活の基盤と私にとっては何よりかけがえのない「演奏機会」を奪われ、その状態で年を越すことになった。あってはならないことゆえただやり過ごすこともできず、大変に不本意ながら粛々と向き合わざるを得ない。世の中を見回しても不公正、不公平、良識に欠ける振る舞いが横行しており希望の光を見出しにくいこともますます気持ちを重くする。。。

そんな中でもたくさんの友が、先輩が、仲間たちが手を差し伸べてくれました。今でも目覚めて「あ、まだ生きているのだ」と胸が苦しくなる時々が続くけれど、突然のことに心身ともに究極に辛かった先月と、少し落ち着いたもののまだ時折急に言いようの無い鬱々とした気持ちに落ち込むここ数日までも、温かい言葉や励まし、そして時間を作って話を聞いてくれたり差し入れくださったり、心強い。。。みなさまのおかげで、生き延びています。ありがとうございます。。。。

もちろん楽しいこともたくさんありました。String Quartet 凛の立ち上げ・リハ、5月にはPOP STRINGS、そしてマエストロ・ベニーニとの「夢遊病の女」などなどなど。それに気の置けない仲間との数々の愉快な宴。。

それでも、、、、

明るく希望に満ちた言葉で一年を締め括れないこと、お許しください。

やるべきことをやり、みなさまのお力をいただいて、歩いてまいります。お見守りください。

本年もほんとうにお世話になりました。ありがとうございます。

新年がみなさまにとって、さらにさらに素晴らしい一年となりますよう!

よい年を迎えましょう。

tacaco

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