西谷国登先生のリサイタルでした。素晴らしかった。圧巻のシャコンヌ。堂々たる、深みのある演奏に新境地を開かれた現場を目撃した思い。ブラームスも指揮の鈴木竜哉先生の手堅いサポートを得て、また国登先生ご自身によるさまざま工夫の凝らされたアレンジもあって、弦楽のみにも関わらず最大限に効果的な伴奏の一部を担えたかと、満たされた。ソロはもちろん安定の充実度。ヴィヴァルディも楽章間にカデンツァを挟むなどのアイディアも含め、意欲的な国登先生の演奏に一丸となって同化。コンチェルトシリーズも3回目?ということもあり、まとまり感が醸し出され今後に期待です。そして、それもこれも気持ちよくご一緒させていただいたみなさまのおかげ。幸せな時間でした。感謝です。。。。
終わって、タイ料理で打ち上がり、私はさらに常日頃お世話になっている愛するニキ、ネキの宴へハシゴさせていただき。そこでも今日の素晴らしいソロ、演奏会を存分に反芻させていただいたのでした。
さて、とはいえ我が身を振り返れば、甚だ不本意な事情ゆえに、今日の幸せな演奏会が今年最後の本番。
賑中孤影。
明日からはしばし土中の蝉の幼虫のように養分を蓄え、地面に出るときに備えます。
おやすみなさい。よい夢を。。。。