いよいよ明日。天沼裕子氏の新作ジングシュピール「少年オルフェ」の金沢初演。金沢は彼女の第二の故郷。オーケストラアンサンブル金沢・創成期の指揮者としてこの地に根付き世界に羽ばたく音楽家・天沼裕子が自身の今のすべてを注ぎ込んでいる作品に、こんなにも近く関われることに幸せを感じつつ。

本日はゲネプロ。

去る8月3,4日に両国・劇場シアターカイにて世界初演を果たした本作品が、この度、所を変え明日は金沢の石川県立音楽堂・邦楽ホールでの「金沢初演」の機会をいただいた。ホールの、響きはもちろん会場の尺も異なり、様々に新しい事柄と向き合う昨日からの今日、万全を尽くしたリハーサルを終えた今、明日の本番がお客さまはじめ、関わったすべての方々の様々な想いのこもった味わい深いものになることは必定であるけれども、

それでもなお、なにが起きるかわからない、という劇場というものの「魔性」に出会えるわくわくの明日になりそう。

ここにこうして居られる感謝をかみしめつつ。

よき明日のために

おやすみなさい。よい夢を。。。

tacaco

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