とあるきっかけで朝から三島由紀夫を考える。市ヶ谷のニュースには子供心にただならぬものを感じ、押し黙りながらテレビを見る親のため息に、その時は何が起こったのかもよく聞かず後年その詳細を週刊誌かなんかで知った。作品のいくつかも読んだし、最近はYouTubeなどでも氏の話す姿やそれこそ市ヶ谷の映像も見ることができるし、かの「題名のない音楽会」で團伊玖磨氏と語らいマーチを指揮する様子も見たりした。いくつかある「あの日」を描いた映画も観た。命を賭した行為にも関係なく世の中は変わることなく移りゆき、気づけば憂いた通り。

「ジャイアント」を再びチラ見中。およそ2世代半にわたる人間関係が描かれる本作、70-80年代の韓国という、激動の急成長の時代。こんなふうに流れに飲み込まれ擦り潰された人生がいくつもあるのだろう。フィクションゆえに美しく終わるが、現実はそうはいかない。

創作と現実の狭間で三島が選んだ道は。。。日本人にとっての課題、そして「生きる」とは。。。?

っていう、ところからの朝の韓国語オンラインレッスンは、それとは全然関係なくざっくり日常の話題から。言いたいことはたくさんあるのに言えない、スルッと出ない、というこの状況は語学学習の動機に充分なのだけれど。もどかしさのうちに終わる40分。地道にやるよ。

明日もありがたく生きていきましょう。

おやすみなさい。よい夢を。。。

im Alltag 114 https://youtu.be/2VeoxslecTc

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