天沼裕子作曲「少年オルフェ」 https://shonen-orpheus.com/ いよいよ明日、世界初演を迎えることとなりました。本日はGP、最終リハでした。。。生きていれば様々なことが起きます。でも、それでこそオペラ!舞台!という気がしています。音楽稽古の段階から拝見し、歌手のみなさんの大健闘と、どんなふうにみんなでここまで登り着いたかを思うとすでにちょいと感無量ですが、本番は明日。心して、しっかり裏を固めたいと思います。何度も涙ぐむ場面がありました。音楽の素晴らしさ、美しさ。
GPのあとはこちらもとてもとても有意義だった「日韓・キンダーオペラシンポジウム」。少年オルフェGP後の舞台にて、韓国からテノールの이 사야 イ・サヤさん、ソプラノの문 부희 ムン・ブヒさん、そして作曲家の한 대섭 ハン・テソプさん、彼らは韓国でキンダーオパー(子供のオペラ)のプロデュース、演奏とまさに現場で実践している気鋭の音楽家たち、日本からは円・こどもステージの小森美巳さん、音楽評論家の関根礼子さんという重鎮、そして司会進行は天沼裕子マエストラ、という布陣。日韓両国における子供のための舞台芸術に関しての現状や未来について、リアルなお話と展望を伺えました。ハン・テソプ氏のキンダーオペラ「三蔵法師」からのアリアやトスカのアリアなど、テノール、イ・サヤ氏と天沼マエストラのピアノでの演奏も出色、濃い時間。
演出家・小森美巳さんは、音楽物語「窓際のトットちゃん」の作曲家である故・小森明宏氏の奥様であり、新星日響時代から何度もその度に深く心揺さぶられつつ演奏させていただいている思い出深い「トットちゃん」のお話しも終演後に少しさせていただけてご縁に驚きながらの幸せな時間。。。。
長い一日の締めくくりはスタッフで中華をいただいて帰宅。本日の成果(録音等)を編集、シェアしてひと段落、の今。
さて、明日に向けてよき睡眠をたっぷりとって、備えます。
おやすみなさい。よい夢を。。。。。