トスカ三昧が続いているわけですが。このオペラではトスカとカヴァラドッシがいつもいつも幸せで信じ合ってる。一瞬トスカが、カヴァラドッシの政敵スカルピアの讒言によって疑いを持つんだけど、そんなのはすぐに晴れる。このカップルの揺るぎないラブラブぶりと結末のショックの落差、そしてスカルピアの悪辣さと同時にギラギラの「欲」の強さ、それを信仰心篤いトスカが「罪」をも厭わずに滅するという愛の強さ、言ってみればメソメソしている暇のない、三つ巴の「一日」であるところが魅力で、とにかくお芝居としてよく出来すぎで、大好き。

鑑賞教室は今日が楽日。お疲れ様でした。あと2回の本公演も楽しみです。がんばりましょう。

ところで最近の読書事情。

「ロシアの眼から見た日本」、こちらはとても為になった。歴史に沿って、俯瞰した考え方で整理されており、そして読みやすく。亀山郁夫氏のご子息の著。

「誤読のイタリア」も異文化との関わりの様々が興味深く、あっという間に読了。

「聖書の同盟」はこれから。

さて、そんなわけで

今日もよき一日。明日はちょっと心重いこともありつつも、大丈夫、きっとうまくいくでしょう。虚心坦懐。

おやすみなさい。よい夢を。。。。

tacaco

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