新国立劇場オペラ研修所の公演「カルメル会修道女の対話」のオケリハ。プーランクのオペラ、初体験です。聞く分には問題なく慣れたハーモニーでもいざ演奏するとなるとなかなか気の抜けない感じの素敵ハーモニー満載のオペラ。全編chic なハーモニーに満ちているんだけど、題材はかなり深刻でこれは神経をかなり持っていかれるヤツです。マエストロはこの作品への愛に満ちていて、とにかくcolor を意識せよ、と音色へのこだわり半端ない。一番大切で一番ムズカシイやつですのよ、これは。という充実の実の詰まったリハでした。 https://www.nntt.jac.go.jp/opera/dialogues-des-carmelites2024/

終わってからは急いで石オケのリハへ。遅刻してしまいました、ごめんなさい。フランク・ブリッジをガッツリと。こちらもハーモニーの妙がモノをいう作品。 https://nkunito.com/wp-content/uploads/2023/09/石オケA4たて_表面0914.jpg

いわゆる「調性感」の極みを意識した一日でした。調和する、って、自然にできるもんじゃないのよ。とても努力がいるの。なぜなら、世に規範というもの、基準はいろいろあって、なんなら一人一人そういうものを持っているわけで、それを合わせて美しい、調和の結実たるモノを作ろうというのは残念ながらそう簡単なことじゃない、だからこそ意義というかやる意味があるんで、っつうことを改めて感じるありがたい一日でした。

明日はなんと貴重なオフ日!るんるん

おやすみなさい。よい夢を。。。

tacaco

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