朝からお墓参り。9時の開門目掛けて早く家を出た。手塚家の墓は都心からはちょっと遠いので一仕事だけれど、広大な霊園の一画、見晴らしもよくややハイキング気分?で毎回行くのだ。お天気も良く、予定通り順調に済ませてバスで山を下り鎌倉・鶴岡八幡宮に立ち寄りお参り。霊園も時節柄もあって人出は多かったけれど鎌倉駅周辺もすごい人波だった。人の多さに ぐへっ となりながら駅へ向かい、次の目的地は池袋。
映画「首」を鑑賞。実は劇場で北野作品を見るのは初めてで(たぶん)、最近立て続けにネットで「アウトレイジ」を観たことと、加瀬亮の信長が気になって、観たいと思っていたのだ。先日、高野ザンクさんとの呑み中に話題となり、ザンクさんも観たいと思っているとのことでご一緒させていただいた。戦国版アウトレイジなのではあるが、時代が遡り考証やらの限界、想像の域が大きくならざるを得ないこともあってだろうかお笑い要素がかなり入り込み、終わった時にはただただ可笑しかった。ばっさばっさと首が落とされるわ戦国武将の仮にも美しくは映えないBL的描写・セリフの数々、夥しい首のない死体が転がるのシーンの連続、誰が敵か味方か刻々と変わる油断ならない展開にも関わらず、笑ってしまった。アウトレイジもそうだけれど、人間の社会の、人間のヤバさのエッセンスみたいなものを非常にわかりやすく提示してくれちゃうので、笑うしかないのだ。薄まったり形を変えたりしても、所詮ヒトのやってきたことはこんなえげつないもの、というような諦めと苦笑いみたいな感情。私たちが思い描くところの「武士」らしい死に方をしたのは荒川良々演ずる清水宗治のみなのに、秀吉に「さっさと死ねよ!」と急かされる?始末。。。キム兄の「みんなアホか」にただ共感。 面白かった。
鑑賞後は台湾系のお店「豆神家」で、葱油そば?と胡椒餅?を、感想を語り合いつつ。
散会し、かねて予約していたご近所のゴッドハンドに今年一年の疲れをまとめてほぐしていただき帰宅。充実の休日でございました。
明日で今年も終わりかぁ。。早い。。。
大晦日、元気に締めくくりましょう。
おやすみなさい。よい夢を。。。