終わってしまいました、「魅惑の室内楽」。5月?6月?ごろに初合わせをしたでしょうか、その後、9月ごろからは限られた中ではありながらも可能な限りのリハを重ね、音楽以外の楽しい時間もちょっぴりずつ共有し、今日、そのすべてが醸されて実現しました。楽しかった。いろいろありました。それぞれの持つイメージの擦り合わせはそれこそGPが終わる頃までしっかりと続いた。本番もいろんなことが起きたけれど、各々逃げ腰になることなくがっつり向かい合った。
ブラームスは個人的に難儀した。クラリネットのパートで音域が高いこともあり余裕を持って演奏できたとは言い難い。これは反省。でもその中での、あれが今のベストだったとは思う。精進精進。。木下牧子さんの「もうひとつの世界」は危ういところもあったけれど、本番でうまく行ったところも多々あり、ますます作品の素晴らしさを感じることができた。また演奏したい! 休憩後のフォーレはかなり気持ちの余裕も出てきて、落ち着いて取り組めた。つくづくチャーミングな曲だと思う。。アンコールとして、ゆきこさんアレンジの「夢のあとに」を。うっすんのソロ、なおこさんのソロにとにかくグッときた。
とにかく素敵なみなさんとご一緒させていただけた幸せ、今後もまたぜひ末長くご一緒したいと切望。
そして何より、お越しいただいたお客様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
ふぅ。やり切った感と、一抹の寂しさ。良い本番後の常。。。
さて、明日は明日の風が吹く、また張り切ってまいりましょう。
おやすみなさい。よい夢を。