5時起床。ぶ〜ん、という蚊の羽音で目覚め。私は無事だったが、たまちゃまが犠牲に。起きてふと見たらテラスのガラス戸が5センチほど開いたままだったという不覚。。。たまちゃま、すまぬ。お風呂に入り、朝ごはんへ。昨夜から降り続く雨、「離れ」である私たちの部屋からレストランのある母屋?へ、ほんの数歩ではあるけれど「傘ささなくちゃかしら?」と言いながら扉を開けてみると、素晴らしいご配慮、扉外の傘立てにしっかりと2本の傘が。「離れの宿 神隠れ」さんの細やかな心遣いに朝から感謝の気持ちでいっぱい。http://kamigakure.jp/
美味しくごはんをいただいた後は名残惜しいけれど今日は早めにチェックアウト。目指すは南阿蘇鉄道高森駅、ここからトロッコ列車「ゆうすげ2号」に乗ります。https://www.mt-torokko.com/torokko-reserve/online_0410-0702/?aid=127&ymd=1683936000…中松駅まで乗り、帰りは普通列車で高森駅に戻る。意外にも年季の入った鉄ちゃんであるたまちゃまの企画、鉄分ほとんどない私にもとても楽しいアトラクション列車でした。田んぼの真ん中をコトコト走り、車内では愉快な駅員さんの親父ギャグ満載のガイド、お子達や韓国からのお客様もたくさん。あいにくの雨で山々の眺めは今ひとつだったけれど、それはそれでしっとりと趣のある景色も存分に楽しめました。
お昼ごはんは、道々Google mapで目星をつけたお蕎麦屋さん。「蕎麦工房 まつ田」http://takaramori.com/jp/sp/spot/gourmet_detail.cgi?up_spofo1=3023&scate=&search=&area=これがまた大当たり。そばがきの揚げ出し、鴨せいろ。お店は飾り気のない作り、可愛い手工芸品やお花が各所に飾られ、心地よい気配りにほっこり。
そして次に向かうのはこの旅を締めくくる温泉、「肥後街道 南阿蘇温泉 癒しの里」http://www.iyasinosato.com/山の中に分け入ってたどり着いたそのお風呂は、そう大きくはないけれど、鉄の匂いのする鈍い黄金色のお湯は熱めとぬるめの二種類、地元のおばあのくつろぐちょっとした秘湯でした。
空港へ。レンタカーを返し、帰りはANA(行きはソラシドエアだった)、スムースにチェックイン。この4月に新装した熊本空港のお土産屋さんや、フードコートのクラフトビール、馬刺しなどを堪能し搭乗。10分遅れて出発した飛行機は最初の数分間気流の影響でイヤな揺れ方、いつになくちょっと気持ち悪くなりかけたけど、一時間半ちょっとで無事羽田に到着。楽しかった、そして昨年の企画時から待ちに待っていた旅が終わってしまって、ちょっと寂しい。今回の旅、「ハズレ」がひとつもなかった。これはひとえに、綿密かつお互いの満足をきっちり実現できる旅程を組んでくれたたまちゃまのおかげ。ありがとうね。ボート、漕げるようにしとくから、また行こ。
九州はいいねぇ。奥深い
おうちに帰るまでが旅行。帰宅し、地震の被害もないことを確認。
感謝しつつ
おやすみなさい。よい夢を!