昨日の続きだけど、

色気のある演奏とは。いや、色気とは。

自身の追求に基づく盛大且つ熱い働きかけだけでなく、さらにそこから派生する相手のリアクションを受け止める広さがあることだと思う。「色気」とは程遠いこんな言葉を並べるよりもっと簡単に言うと、挨拶とか、佇まいのレベルで、要するに他者に向けて自分がラクに開かれていることから生まれる、かと。演奏でいうとここが難しいんだけど、独りよがりではないってことかな。相手とか聴衆があっての自分だ、って常にビリビリ意識してること、というか、ビリビリ意識してるんだけど、ほわんとしてる状態というか寛容さ、包容力がある、というか。閉じっぱなしじゃなく、開きっぱなしでもなく。。このambivalenzあるいはbalance…

オーケストラは「社会の縮図」、一人よがりは意外にすぐ見破られるのに、本人だけが気づかず「一人芝居」もっと言えば思い込みとか、ジイ行為!に近いことが罷り通ってる状態を時々見かけたりなんかすると残念だけど、これが一番「色気」から遠い様に思う。だが、当の本人は「色気」を醸してると信じてたりとか自己主張満開で満足だったりするようで、迂闊に触れられない、という現実の積み重ねが色気のない音や演奏、社会を育む。かも?   自戒です。

そして、あくまで雑感です。今日の演奏とは関係ないハズ。。。きっとw

アイーダ初日が明けました。先日たまちゃまとも盛り上がったのだけど、なんとも豪華で絵のように美しい舞台、そしてここも意見が一致したのは、このオペラはなんなら「アムネリス」ってタイトルでもいいよねくらいのアムネリスの存在感、歌い手の皆さま、バレエの皆さま、素敵です。あと6回。楽しみです。

今日は青空を堪能した。で、明日は早起き。

おやすみなさい。よい夢を。

tacaco

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