自分の足でしっかりと立ち、某かの事柄をきちんと人に伝えるということ、こんな、いってみれば基本的な、思うこと事をきっちり「実現する」ということの大切さを思い知った一日。
「第10回 西谷国登ヴァイオリンリサイタル」に弦楽伴奏の一員として参加させていただいた。西谷氏自身の編曲によるブルッフとサン=サーンスのコンチェルトの伴奏。コンチェルト2曲に加え、フランクのソナタという、聴衆の立場としてはなんとも贅沢なプログラム、このチャレンジだけでも凄いことである。そして、本番での見事な集中力と安定ぶり、「ソリスト」たる存在を充分に魅せつけた素晴らしいコンサートだった。こんな場に居させてもらえて光栄。自分の足でしっかり立ち、ソリストとして演奏活動を続ける、という、言葉では簡単だがやってみれば決して容易ではないことを実践している西谷氏をただただ敬服するのみ。我々の演奏のこんなとこやあんなとこについては追々、ね。
さて。自分もがんばらなきゃ!
しっかり、楽しく生きよう。
おやすみなさい。よい夢を。